特約型と独立型の2種類



特約型と独立型の2種類

まず、医療保険には、大きく分けて

 

●特約型
●独立型

 

の2種類があります。

 

特約型とは、定期保険特約付終身保険、個人年金保険などの基本契約をした人が、付け加えることのできるタイプのものです。

 

独立型とは、その商品を単独で買うことができるタイプのものです。

 

特約型には

 

●本人型
●家族型
●子供向け

 

の3種類があります。

 

家族型とは、たとえば、夫が定期保険特約付終身保険に入った場合、妻や子の医療保障も付け加えられるというものです。

 

ただし、妻子の給付割合は、夫の6割程度になります。子供に限定した子供向けというタイプもあります。

 

特約型のメリットは、死亡保障と入院保障がひとつになっているため、管理しやすいことですね。

 

遺族への死亡保障が必要な大黒柱が、終身保険とセットで加入したり、老後に備えたい人が、個人年金保険とセットで加入することが多いようです。

 

独立型は、比較的少ない掛け金で医療面での大きな安心が得られるのが特徴です。

 

しかし、遺族への死亡保障はほとんどないので、特約型の医療保険では不十分だと感じる人や、専業主婦、これから老後を迎える人に、向いているといえます。

 

保険期間で考えると、

 

●定期タイプ
●終身タイプ

 

の2種類に分かれます。

 

定期とは、3年・5年・10年、または60歳まで・80歳までというように、一定の期間内において保障をするというもの。

 

満期を迎えると自動更新できることが多いようですが、年齢が上がっている分、保険料がアップします。

 

終身とは、生きている間、一生涯を保険期間とするもの。自動更新がないため、保険料額も同じです。