膝関節痛の原因と種類と改善方法
中高年以降になってきますと半数以上の方がなんらかの関節痛を、うったえています。
●動かした時にだけ痛む膝
関節軟骨には血管や神経などはほとんど通っていません。
よって修復や再生がほとんどされない弱い器官だということがいえます。
よく値段の高い飲み薬で関節軟骨に効く!とかありますが、ほとんどききません。
そのため老化の影響がおおきくでます。骨と骨の摩擦がふえ関節自体が変形して、スムーズに曲がらなくなり痛みがでるのです。
このタイプの膝が動かした時に痛む膝です。
●じっとしていても痛みがある膝
もちろん変形性関節症がひどくなってくると、じっとしていても痛いですがじっとしていて痛む場合は関節を包む骨膜などの炎症をおこしている可能性があります。
そのような場合は病院に行き、炎症を抑える飲み薬をもらうか注射などが必要にになってきます。
★予防法
膝に炎症がある時は別ですが基本的には冷えないようにしてください。
A一番大事なこと、とても重要です!!
それは大腿四頭筋を(ふともも)を鍛えることです。
鍛えると言ってもスポーツ選手がするようなトレーニングをするわけではありません。
椅子に座った状態か仰向けに寝た状態で片足をピンと伸ばしたまま、少し浮かせて10秒前後止める、ふとももに負荷がかかればそれでOKです。
この運動を10セット以上毎日やってください。
注)コツコツ毎日必ずおこなうこと!効果がでるまで数ヶ月かかります。
片足づつ交互にやってください。
なぜ「ふともも」を鍛えるの?
それは大腿四頭筋は膝関節をおおきく覆っているからです。
この筋肉は骨盤付近から膝のお皿の5cmくらい下の脛骨粗面というところにつきます。
よって膝周り(四頭筋)の筋肉を鍛えてしっかりさせると、膝関節は非常に安定して痛みが和らぎます。
ですのでかならず毎日やりましょう。